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▼ ザ・佛立信心
- カテゴリー:御題目口唱
蓮徳寺でのことを書き切ってしまいます。
蓮徳寺で、行宗師の後ろについてご奉公していた青年がいました。
聞くとブラジル生まれの広島育ち。今年5月にブラジルに来て入寺し、得度を目指しているといいます。
なぜ、得度しようと思ったのか尋ねると聞いてびっくり御利益に溢れた話に感動しました。
彼の名前は、久家健嗣(けんじ)君。日系三世の16歳。おじいさんの代からのご信心ですが、最近家族はご信心から離れていたそうです。
おじいさんは、現証の御利益をいただかれてご信心をされるようになった方。病弱で貧しかった祖父家族でしたが、ご信心と出会い人生が変わります。食べるのにも困っていたのですが、一念発起し、ブラジルでも5台しかないといわれるほど立派なお戒壇を購入されます。
そして、このお戒壇に見合った家になりますようにと励まれたそうです。体が弱かったのですが、草創期の強信者松原さんに看てもらい、それでも手に負えないということで一日中御題目を唱えてお助行をしてもらったそうです。
すると病気も治り、仕事も順調に行くようになり、なんとお戒壇に見合うほどの家を設けることができたそうです。
いまでは、何不自由なく過ごすことができるようになったそうですが、ご本人も高齢になり、子どもたちはお寺から離れるようになってきたそうです。
そんな時、孫の健嗣くんがおじいさんのいただいた御利益のことなどを聞き、コレイア御導師の進めもあり広島から渡伯。お寺に足を運ぶようになると、祖父母はもちろんのこと、家族がみんなお寺に集うようになり、涙を流してお参詣をする姿を目の当たりにみたそうです。
これをみた健嗣くんは、自分がみんなをつないでいきたいと思い入寺を決意。さらに、入寺期間中に、周りのお教務さんの姿をみて、もっとたくさんの人の役に立ちたい、救いたいと思うようになったそうです。
すごすぎます。おじいさんのご信心、現証の御利益、御導師やお教務方の魅力あふれるご奉公が16歳の青年の目に眩しく映ったのでしょう。得度を決意したそうです。
海外を支援するというこれまでの海外、国際弘通の概念は通じません。これほどのご奉公、到底及びません。
写真は、現役バリバリの73歳のブラジル教務・秋山教開師。秋山御講師は、73歳のいまでも未開の都市部に道場を建立され、手狭になってきたのであらたに大きな場所をさがそうと思っているとお話しされていました。
こういう熱いご弘通精神が年代を超えてひとりの教務さんを生み出していくんだとおもいます。
これぞ佛立信心!
感動しました。ありがとうございます。
- 2014年9月10日
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