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▼ 子どもたちってすごい
- カテゴリー:御題目口唱
先週のこと、お寺に帰ると娘がモルモットのお母さんが死んでしまってお祈りをしたと報告をしてくれました。何気なく聞いていましたが、家内や通っている幼稚園のFBで、子どもながらに「死」や「別れ」と向き合って自分たちで考えて行動したと知りました。
お寺に生まれ育っていて、毎日、御題目をお唱えして、赤ちゃんのお初参りやお世話をしてくれていたご信者さん達の死や別れを経験してその都度、御題目でお見送りをしていたのを自分の中で消化してくれていたのかなと子供達の成長を感じました。お寺に生まれ育ったからというだけでなく、家庭でそれぞれの宗教を持つ家庭の子供達、持たない家庭の子供達もそれぞれに小さなモルモットのお母さんとの別れをしていたということも驚きでした。
お寺に何度か遊びにきて、一緒に御題目を唱えたりしていたお友だちも一緒に、無始已来と南無妙法蓮華経をお唱えしてお別れをしたそうです。
これも家庭で、親御さんが、祖父母などの家族が命を大切にする姿、悼み祈る姿に触れているかどうかも大きく関わっていると思います。身近な、こうした小さな別れや死と向き合って、悼みや別れるとことを身につけておくことは、青年期になった時の糧になるはずです。
家庭などでそうした機会がすくなくなっているのであれば、お寺でも教養会などの活動などを通して身につけてもらえるように取り組んでいきたいですね。
死や別れを避けるのではなく、どう向き合うかを親や周りの大人が見せてあげたり、そうした人生の課題に向き合う時の心構えや環境を整えてあげれば、子どもはしっかりと向き合い自分達で考え、答えを出してくれるのではないかと思います。
青少年の残虐な事件が連日報道される中、いろいろと書いてしまいました。
下に、深草こどもの家さんのFB掲載の文章を掲載させていただきます。(こどもの家さんにはお断りしています。)
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3月1日、お母さんモルモットが天国へ旅立ちました。
今、こどもの家にいるモルモットを、全て産んでくれたお母さんです。月曜日、こどもたちは、朝からお祈りをしたり、献花したり、手紙を書いています。午後にお墓をつくり、お花と手紙を添えて一人ひとりがお別れをしました。お寺の家の子はお経を唱えています。キリスト教他様々な宗教の子、無宗教の子、それぞれが自分の言葉でお祈りしています。お母さんモルちゃん、いままで本当に有難う。。。
別れは悲しいですが、こどもたちは「死」を受け入れる、良い別れの時間をもちました。
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これからもよろしくお願いします。
- 2015年3月9日
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