春祭りは圧倒的な盛り上がりで開催されました。
聞くとブラジル全土のご信者が集まり、青年会が中心になりこのHARUMATSURI（春祭り）を企画、開催しているということ。

午前中のパレードも今回のような大きなパレードは特別な機会しか行っていませんが、通常は4人から5人くらいで行進をしてチラシなどを配布しているんだそうです。

春祭りの内容も、食べ物の露店が立ち並び、体育館では日本にまつわる踊りや太鼓の演奏、歌などが披露されています。一般の来場者もたくさんいらっしゃっています。日本というコンセプトなのか、アニメのコスプレをしている人が多いように感じました。

こうしたお寺を開いた行事は日本のお寺でも開催されていると思いますが、そうか！と思ったのは、ご信心・お寺のスタンプラリーがあることです。

体育館の会場の舞台とちょうど反対側に、ご本尊をお祀りし、隣のブースにはTV画面に佛立宗・ご信心の姿を紹介するビデオがループで流れています。このブースでスタンプラリーのカードをもらいます。

スタンプラリーには4項目あって、食事、ご祈願、お寺ツアー、名前・連絡先を記入して仏教徒に登録を回って、チェックシールをもらいます。

食事は、露店で好きなものを飲み食いし、次のご祈願は、ブースで個人のご祈願から世界平和を願うためのご祈願カードが用意されているものにご祈願カードに記入をして御宝前の前に行きます。

御宝前には御講師がいて、ご祈願の説明をし一回目は自分のご祈願を心で念じるようにいいます。次に、仏様とリンクして願いを叶えるためには御題目を唱えなければなりませんと伝えて、丁寧に、御題目を唱える練習をし、本人にガンを叩いてもらって御題目を唱え、ご祈願カードをボックスに入れて完了。このご祈願は翌朝の朝参詣でお導師から言上してもらうんだそうです。

説明をしている行運師、行恩師がすごく丁寧（涙）

そして、お寺をツアーでは、ツアーに集まったみんなを引き連れて青年会参与の田所行宗師が本堂、納骨堂、会館、教務室まで案内し、お寺やご信心について説明していました。まさか教務室まで案内されるとは思いませんでしたが、そこまで真っ裸にして伝えているんだなと思いました。しかも、行宗師の話が面白く説得力に溢れていました。

そして、最後にブースにもどって全てチェックできたカードをボックスにいれて終わり。このカードはあとで抽選が行われて特別賞はなんとiPadminiが当たるというサプライズ！いやぁ、すごい。他にもいろんな賞品が用意されていて、そら周ります！

しかも、このブース、みんな青年会が担当していて説明対応している。
ただのお寺を開放のお祭りではありませんでした。というか、今日のお寺は完全に敗北宣言を出しました。

青少年の一座も、第一回などはブラジル佛立宗の青年会錬成会などで青年会が自主的に企画をしている姿を参考にはじまったと記憶しています。そして、日本では、2回、3回、4回と実行委員ができ開催してきました。

そして、今回のブラジルお参詣で何度も耳にしましたが、今度はブラジルの青年会が日本での青少年の一座に参加し、刺激を受けてさらにパワーアップした春祭りや、今日開催される「ブラジル青年家族大会」を企画開催するのだそうです。

申し訳ありませんが、完全にブラジル佛立宗の青年会に越されていると感じましました。特に、若い教務さんのご奉公の姿、姿勢。明るく、前向きで、真剣。これも日本の若い教務は反省をしないといけないと感じました。

感動と改良を誓わずにはいられない、春祭り参加でした。本当に素晴らしい、春祭りの企画でした。必ず持ちかえっていかしたいと思います。

佛立スタンプラリー・ご祈願
http://youtu.be/kVH_ksE_dp0

佛立スタンプラリー・お寺ツアー
http://youtu.be/UH2ZxJxtmdQ