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松本 現薫

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あの街に桜が咲けば、きっと思い出す

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  • カテゴリー:御題目口唱





桜ライン311「あの街に桜が咲けば」の上映会と岡本翔馬さんのトークショー。50名の来館をいただき有意義な会となりました。

津波の到達点に桜を植樹する活動。約170キロをつなぐ計画で計算すると約1万7千本を植樹しなければならないということ。植樹する土地は個人や行政の土地が入り混じっていてひとつひとつ交渉し、理解を得て、植樹をされるそうです。

現在約700本。行政の復興計画が進捗しなければ進められないこともあり本格的にできるのは最短で8年。でも待っているわけにはいかずできることから植樹をはじめておられます。気の遠くなるような労力と年月、そして費用を必要とするこのプロジェクト。

世代を重ねて継続していくことを視野に入れて、もうすでに次の世代に受け継いでいくため具体的に活動されているお話聞かせていただきました。

今日は、桜ライン311様の上映会を見た、ウェブや情報誌などを見てきたという方がたくさんいらっしゃいました。東北出身、陸前高田出身という方も多く質疑応答も活発で、岡本さんもざっくばらんに素直な思いや考えを話してくださいました。

「支援をする」のではなく「参加する」ということ。支援をする、受けるという関係では、限界があり、長続きしない。桜の植樹を通して、ボランティアの方と植樹地の地権者の方との間に生まれてきた暖かい関係のお話などを聞き、活動を通じてお互いに共有、享受できるものがなければというのも印象的でした。

復興応援で開催している物産市もそのひとつの形だと思っています。ストレートに言えば、支援する、されるという関係ではなく対等の関係なる。でも、そこにはしっかりと顔が見えたりぬくもりを感じることができます。ボランティアスタッフのみなさんは、そのことを心において商品の紹介をし、実際に食べて魅力を伝えてくださっています。そこには、実際に被災地に行って、お会いはしていませんが確かにつながりを感じることができます。



震災を「人ごと」に思うのではなく「自分ごと」として捉えて、自分の身を守ること、守ろうと準備をすることが周りの幸せにつながる。
京都にいるとやはりどこか遠くのこと、他人事に思ってしまうところもあります。ですが、はじめて映像を見せていただいて意識できました。

あの街に桜が咲けば、きっと思い出す、忘れない。

復興支援のあり方や考え方、関わり方を教えていただきました。岡本さん、本当にありがとうございました。

今回上映していただいた映画「あの街に桜がさけば」は自主上映が基本なのだそうです。ですから、学校や町内自治体で上映したいとお願いすると上映させていただけるんだそうです。

6月にも大阪で上映会があるそうです。多くの方に見ていただきたいと思います。これからもよろしくお願いします。

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