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自省

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  • カテゴリー:御題目口唱

小学3年生の娘が
私の書斎をたずね、

机に向かう私に、
学校で配られた「おたより」を見せる。



その「おたより」はいつも、
学校生活の一部分が
簡潔かつ的確に描写され、
概ねその様子が分かる。

今回は掃除のことだった。

掃除の際、
児童は赤帽をかぶる。

しかし、
私語や中途半端な行動を
指摘されると、
白帽にしなければならない。
掃除への集中を求めたものだろう。



聞けば、
同じクラスには
いつも白帽になる児童がいるという。
娘はその幾人かの名前を挙げた。

さらに、
掃除以外でも、
先生から
よく注意を受けるのだとか。



私はすかさず、
その人の良いところ、
すごいなーって思うところは?
とたずねてみた。



一呼吸おいて、
娘は
先ほど自ら挙げた一人ずつ、
それぞれの「良いところ」を答えた。

しかも、それが明確だった。



私は安心した。

それは、
人間が実に多面的であることを、
彼女なりに理解していたからだ。

人に対する、
そういう目線は
いつまでも大事に、
保持し続けてほしいと思う。



と同時に、
さて、自分はどうだろう、、、
と自身を省みた次第。

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