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フィリピン支援活動3日目

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  • カテゴリー:御題目口唱

朝8時半頃にマニパヨに到着。

到着後、すぐに彰国師、彰行師、ジャネットさんは小学校に御本尊をお供しセレモニーの準備に。私達は、拠点にさせていただいているアルカニヨさんのお宅でアバヨン彰橋師の御導師で朝のお看経をいただきました。日に日にアバヨン師の言上やお看経が堂々とされているように感じ、ありがたいです。

昨日、施設の一部修繕の支援をすることになった小学校は、活動の拠点になっているアルカニヨさんのお宅から歩いて3分ほどのご近所。
この小学校は『Purification S.Gustilo Memorial Elementary School』といって、国立の小学校だそうです。国立とはいえ支援や修復はゆきとどいていないということで、近所で活動をしているHBSに声を相談されてきたということでした。


9時半頃、私たちも学校に到着。前日交流をした子供達が元気に出迎えてくれました。

小学校の一室には御本尊が奉安され、校長代理の先生、先生代表の方、そして急遽、隣接する幼稚園の屋根修復に対する支援が決まったことからその代表でバラン街のキャプテンの男性も参列、ほかにも先生、保護者、子供達も参加しセレモニーが始まりました。

初めに彰橋師が「フィリピンが台風30号ヨランダの被害から早く復旧復興し、みなさんの生活がもと通りになることを祈ります。ナムミョウホウレンゲキョウは、ブッダへの感謝の言葉で、みんなの幸せを願う言葉なので、亡くなった方を弔う言葉です。みなさん一緒にお唱えしてください。」とタガログ語で説明があり、お看経が始まりました。

お看経の間、先生方はもちろん子供達も一緒に大きな声でお題目を唱えてくれていました。

お看経後、彰国師から今回の寄付の経緯を説明され、「ぜひ子供達が元気に安全に勉強ができるように使ってください。」と話されました。最後は、彰国師も感極まって涙を流され、先生方も涙ながらに寄付を受け取って感謝を述べておられました。

隣接の幼稚園も屋根が全壊し子供達が通えない状況にあるので、本当にありがたいとお話されていました。

そして、最後に寄付への感謝にと、パナイの歌姫・Althea mae Mogoteちゃんが歌を歌ってくれました。

本当に心に響く澄んだ歌声、大ファンになりました。セレモニーの後は全員で記念撮影。みんなの絵顔が輝いていました。

その後は、私達は学校と畑の境界になっている柵の応急処置と花壇の柵の修復をさせていただいて、作業を終えました。

作業を通してご信者さんや子供達と交流できたのが本当に貴重な経験でした。作業を手伝っている方も自宅が損壊していたり、台風の時には胸まで水に浸かり恐ろしい目にあったと言います。

作業中は、本当に明るく笑顔で作業をしていましたが、癒ない傷を抱えておられるのだとおもいます。帰り際や少しの時間で被災したときのお話を聞くと自然に涙がこぼれます。

遠いフィリピンではありますが、目に見える形でご縁ができ今後も何かしらできることをさせていただければと思います。

政府や公的機関などの支援もあるそうですが、あまり行き届いておらずそれも2か月で打ち切られるということです。

継続した支援の形が求められるとおもいます。これは、東日本大震災でも同じではないかとおもいます。

妙深寺の兼子清顕師、堤清信師、小原旭くん、乗泉寺の青柳さんは今日帰国。田原師も木村師とバトンタッチで帰国されました。

今日は、これから船でネグロスに向かいます。乗船に約2時間待ちましたが無事に出港しました。

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