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松本 現薫

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忘れられない言葉

  • カテゴリー:菩薩スタイル
先週末から御講や御回向、祝賀会に本山の御会式とバタバタとしていましたがひとつひとつに感じるところがありました。

ご回向席では、これまであまりお目にかからなかった弔主の方が、お父様がなくなってから御題目をお唱えするようになり寂しさもあるがなんともいえない温かい気持ちになるとお話しをしてくださいました。

なんとなく温かい心になれる、気持ちが軽くなる。すごく身近で、ささいなことのように思いますが、尊い感得の仕方だと思います。御題目をお唱えになって目には見えない力ですが、しっかりと届いているという証明。いいことも、いやなことも修行してきたことが現実に証明として顕れるから現証の御利益。これを確信にするためにも日々のお参詣ご奉公に一歩を踏み出していただければありがたいと思います。

登光師の祝賀会も有縁の方みんなでお祝いができてよかったです。何より恵ちゃんと一緒にお祝いできてよかった。ありがたいです。みなさん、本当にありがとうございました。

そして、本山高祖会後にミュージアムでお話した方のことが忘れられません。
70歳を目前にされた男性。幼少期は佐世保に住まわれていて、写真をご覧になった途端、当時のことを思い出され涙を浮かべておられました。

お話をすると終戦後、10数年たったころでもバラックの家が立ち並び、ぼろぼろになった兵隊さんや親をなくした子供たちが橋の下や道々にいたそうです。リンゴの芯まで食べた子供たちの写真を前に、わたしもそうでしたと、涙ながらにお話くださいました。心に突き刺さりました。

折角なので仏教のコーナーをご案内させていただきましたが、最後に「ありがとうございます。写真だけだと本当に苦しかった。でも、この(仏教の)コーナーで救われました。」とおっしゃってくださいました。

これほどうれしい言葉はありません。ミュージアムに携わる全ての御奉公者、スタッフへの何よりも励みになるお言葉でした。別れる前に、「もっともっとがんばってください!」と激励をいただきました。本当に素晴らしい出会いをいただきました。ありがとうございます。

また、お会いできるのを楽しみにしています。



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