まだ病院にいますが明日退院します。
手術前からのお助行、当日は約３時間、ご住職はじめお寺で５０名の方々はもちろん多くの方にお助行いただき本当に心強かったです。
たくさんのみなさんにご心配をおかけしましたが、たくさんの御題目をいただいて無事に手術を終えることができました。
私と当日に手術をされたご信者さんも無事に手術を終えることができたそうです。
御祈願くださった皆様、本当にありがとうございました。

術後は、心房細動が解消されて血栓の危険性もなくなり、今までよりもよくなるという前向きな治療でした。
約６時間は身動きができずにいました。体に入ったチューブや点滴の針がついている違和感、そして取れていくまでの長く感じる時間。
麻酔の関係なのか一時血圧が６０を切るまでになって冷汗がでて、たった６時間のはずですがベットの天井が遠く感じました。
自分なんかよりも重い状態の方のことを思うとまだまだ痛みや苦しみをともにできていないなと改めて感じました。

仏教では、「病は成仏の仲人」と教えていただきます。

改めて病を通して、辛さ、苦しさ、多くの方に支えていただいているここと強さ、心を同じにできる御題目のありがたさを感じられたことは「病は成仏の仲人」を少しでも身に感じることができありがたいことでした。
繰り返しになりますが、私は前向きな治療でしたが、病によって先行きが見えない不安に心まで患ってしまう方も多くいらっしゃいます。
病で辛さはあっても苦しさにしないで、そんな言葉が頭をよぎります。

自分としてはこうした手術ははじめてのことでしたので家内にいろいろと写真をとってもらって教訓、記録にしようと思いました。
術後すぐにアップしてもらったのですがかえってご心配をかけたかもしれませんが、明日からまた復活してご奉公に励んでいきますのでよろしくお願いたします。

この度は本当にありがとうございました。