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松本 現薫

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辻説法

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  • カテゴリー:御題目口唱

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あっという間に時間がすぎてしまいます。

この25日はいろんな意味で刺激的な一日でした。

京都佛立ミュージアムの前に立ち、道ゆく人に向かって街頭法話をさせていただきました。

25日は北野天満宮で出店があり、ミュージアムの前は歩行者天国になります。当然ですが、佛立宗には関係のない行事ですが、これほどの人が本山やミュージアムの前を通ることはほぼなく、下種結縁の機会はないとこうした試みをしてみました。

俗画さとし絵の呼び込みというものありますが、呼び込みはボランティアスタッフの方がしてくださっっていたので、私は、開導聖人が描かれた俗画さとし草を題材に解説を交えた法話のような形でお話をさせていただきました。

やってみるとおもしろいように無視されたり、足を止めて興味深く聞き入ってくださる方がいたり。

それが直接関わってるかわかりませんが90人を超える来館者。平日で人通りが少ないという日でこれですから、やっぱりすごいです。

ミュージアムの前を通る人が少ない時には今出川とおりまででてやったのですが、露店の方から「この前、選挙が終わったばっかりやのにうるさいの~」とか、「坊さんが一番欲深いやんけ」「坊主まるもうけで、ようかせいでるやろ」などなどストレートな言葉をいただきました。

お寺には期待を寄せる人の割合が6割を超えていて、僧侶に対する期待が十数パーセントほどというのがよくわかります。

こういう経験もあまりなかったので、いい刺激になりました。極端かもしれませんが、率直なお坊さんに対する意見ですから。しかも関西はめちゃストレートでありがたい。

お寺の中でご信者かたに敬われ、整った環境の中ではこうしたこともいわれないし、御講をこなしているだけでは、世間の感覚とお寺の中の教務の感覚とのギャップに平衡感覚を失いかけてしまうかもしれません。

自分が話している内容やこうした言葉に対する返答など、まだまだ力量不足だということも痛感しました。

名目を知っているとか、説得力がある、ご法門がうまいとかそういうことじゃない人間力、教化力、もっと以前の人として徳の有無とかそういうレベルで自分の未熟さも実感。勉強になりました。

張り切って人ごみの中で話したり、ちょっと距離をとって遠くから声をはりあげてみたり、展示をきょうみぶかく見ているひとがいたらそっと近づいてさらに詳しく説明をしたり。

アレックス君は、外国人の方にミュージアムの案内を英語でしっかりしてくれました。その時は入館しなかったんですが、約束通りカップルで来館してくださいました。
しかも、英語の解説を大絶賛。いやぁ、ありがたかった。

こうしたことを通して、時には気持ちが折れそうな時も不軽菩薩のお姿を思い返してとにかく沿道にたちました。

やってみとわかることがあります。やらずに正論で身を固めて、動きが止まるよりもやって、やって失敗しても改良していく方が佛立的ではないかと思います。

今回の辻説法的な活動、ミュージアムをバックにしているのですが、特別に広報局やミュージアムの指示を受けてしているということではありません。

もちろん、先日の小野山淳鷲師の修学旅行生への法話や7月15日の外に向けた講演会のご奉公を通じて感じるところがあり、勝手にやってみたことです。

なので、25日有志でやってみたいという方がいらっしゃったらぜひおいでください。

こんな機会はないと思います。できるだけ続けられればと思います。

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