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松本 現薫

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「 時代とデザイン、時代とデザイナー。」佐藤卓さん

  • カテゴリー:菩薩スタイル
佐藤卓さんの講演会を聴講させていただきました。
「時代とデザイン、時代とデザイナー。」と題された講演。佐藤卓さんの知性、感性、情熱を知る貴重な講演でした。
書きたいことはたくさんありますが、デザインの役割、デザイナーの使命を徹底的に追及してデザイン活動をされてきた過程で、依頼を受け、苦悩と覚悟の中で生まれたのがこのヒロシマ・アピールズ ポスターであったということを知ることができました。
佐藤さんは、デザインは「未知化の時代」に入っていくのではないかとおっしゃっていました。「当たり前にあるものを知っていると思っているけど、いかに知らないかに気づく」ことが大事で、「気づくためのデザイン」となっていくことが必要になるのではないかとおっしゃっていました。
アートギャラリー「2121」で行われている展示などはそれを象徴したものだそうです。キシリトールをデザインから解剖する。水をテーマにしたものでは牛丼一杯に約2000㍑の水を使っているということをしったことで考えかたが変わることがある。
「当たり前にあるもの、知っていることをいかに知らないかに気づくこと」で関わりかたが変わってくる。
そして今回のポスターでは、「すぐにわからないかもしれません。」とキッパリとおっしゃっていました。さらに、人の持つ感じ取る力、読み取る力、想像する力にかけていると話しておられました。
目からウロコの内容、仏教の役割、教務のあり方、ご奉公のあり方にもつながる興味深いお話でした。
引き続いて、広島平和資料館館長 志賀賢治氏との対談。本当に広くみていただきたい、知っていただきたいと思います。

今回、京都佛立ミュージアムでは、「トランクの中の日本」を企画する前に、膨大な資料や構想を検討していて話していたことがあります。

それは、仏教系のミュージアムの終戦70年の展示をかんがえるとどうしても説教くさい展示になってしまう場合がある、そうではなくまず戦争の現実を感じてもらうことはできないだろうかと、館長から話しがあり試行錯誤の上で、「トランクの中の日本」の写真展
至ったのでした。

本当に貴重な講演を聴講させていただきました。


http://hiroshima.jagda.or.jp/appeals_year.html
http://www.jagda.
or.jp
http://hiroshima.jagda.or.jp/index.html










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