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松本 現薫

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一切の生きとし生けるものは、幸せであれ。

  • カテゴリー:菩薩スタイル
ご近所の屋根の下でツバメのヒナがかえりました。小学生が声をあげるのヒナが大きな口を開けます。

去年から育てているカブトムシの幼虫が育っていました!ちょっと気持ち悪いけど嬉しく、可愛く感じます。

もうすぐ夏が来るんだなと感じます。

子どもたちも大興奮。いのちを感じ、大切に思える感性を一緒に育てていきたいものです。

ブッダはこんな言葉をお伝えくださっています。京都佛立ミュージアム「トランクの中の日本 戦争、平和、そして仏教」で取り上げている聖語です。

スッタニパータ第1章8「慈しみ」145〜147句
他の識者の非難を受けるような下劣な行いを、決してしてはならない。
一切の生きとし生けるものは、幸福であれ、安穏であれ、安楽であれ。
he should not do any mean thing,on account of which other wise mean would criticize him.Let all creatures indeed hi happy(and)secure;let them he happy-minded

いかなる生物生類であっても、怯えているものでも強剛なものでも、悉く、長いものでも、大きいものでも、中ぐらいのものでも、短いものでも、微細なものでも、粗大なものでも、
Whatever living creatures there are,moving or still whithout exception,whichever are long or large,or middle-sized or short,small or great,

目に見えるものでも、見えないものでも、遠くに住むものでも、近くに住むものでも、すでに生まれたものでも、これから生まれようと欲するものでも、一切の生きとし生けるものは、幸せであれ。
whichever are seen or unseen,whichever live far or near,whather they already exist or are going to be,let all creatures be happy minded


ウダーナヴァルガ(法句経)第5「愛するもの」18〜19句

どの方向に心でさがし求めてみてもそれぞれの自己がいとしいのである。
それ故に、自分のために他人を害してはならない。
Look where you will,there is nothing deare to man than himself;therefore as its is the same thing that is dear to you and to others,hurt not others with what pains yourself

すべての者は暴力におびえている。
すべての(生きとし生けるもの)にとって命が愛しい。
己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。
To all man this life is dear;all men fear punishment;you,who are like unto them,strike not,put not to death

さらに

慈悲の瞑想 Meditation of Loving-kindness
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1576013&id=15750612

~私は幸せでありますように~
~私の悩み苦しみがなくなりますように~
~私の願いごとが叶えられますように~
~私に悟りの光が現れますように~
~私は幸せでありますように(三回)~
Let myself be always happy and kind
Let myself be free from disease and mental worries.
Let myself be always successful in righteous and reasonable endeavors.
Let the wisdom of light shine upon myself.
Let myself be always happy and kind.(3 times)


~私の親しい人々が幸せでありますように~
~私の親しい人々の悩み苦しみがなくなりますように~
~私の親しい人々の願いごとが叶えられますように~
~私の親しい人々にも悟りの光が現れますように~
~私の親しい人々が幸せでありますように(三回)~
Let my intimates be always happy and kind
Let my intimates be free from disease and mental worries.
Let my intimates be always successful in righteous and reasonable endeavors.
Let the wisdom of light shine upon my intimates.
Let my intimates be always happy and kind.(3 times)


~生きとし生けるものが幸せでありますように~
~生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように~
~生きとし生けるものの願いごとが叶えられますように~
~生きとし生けるものにも悟りの光が現れますように~
~生きとし生けるものが幸せでありますように(三回)~
Let all living beings always happy and kind.
Let all living beings be free from disease and mental worries.
Let all living beings be always successful in righteous and reasonable endeavors.
Let the wisdom of light shine upon all living beings.
Let all living beings be always happy and kind.(3 times)

~私の嫌いな人々も幸せでありますように~
~私の嫌いな人々の悩み苦しみがなくなりますように~
~私の嫌いな人々の願いごとが叶えられますように~
~私の嫌いな人々にも悟りの光が現れますように~
Let all living beings irritable to me be always happy and kind
Let all living beings irritable to me be free from disease and mental worries.
Let all living beings irritable to me be always successful in reasonable endeavours.
Let the wisdom of light shine upon all living beings irritable to me.
Let all living beings irritable to me be always happy and kind.(3 times)

~私を嫌っている人々も幸せでありますように~
~私を嫌っている人々の悩み苦しみがなくなりますように~
~私を嫌っている人々の願いごとが叶えられますように~
~私を嫌っている人々にも悟りの光が現れますように~
Let all living beings not happy with me be always happy and kind
Let all living beings not happy with me be free from disease and mental worries.
Let all living beings not happy with me be always successful in reasonable endeavours.
Let the wisdom of light shine upon all living beings not happy with me.
Let all living beings not happy with me be always happy and kind.(3 times)


~生きとし生けるものが幸せでありますように(三回)~
Let all living beings be always happy and kind


欲望、利己的な考え、嫉妬、怒りが絶えない、増大している今。こうした感情、心に飲み込まれやすい弱い人間。鬼にもなれば仏にもなれる。そんな可能性を含んでいるからこそブッダはこうした心の方向を指し示されたのだと思います。

慈悲の瞑想の成果として紹介されていたのが、ブッダが息子ラーフラに説いたとされる言葉。

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wikipedia
「慈悲の瞑想」の成果
また慈悲の瞑想をすることによって得られる成果については、パーリ仏典(Pali Canon)中部(Majjhima Nikāya)の62番目の経典である大ラーフラ教誡経(Mahārā­hu­lovāda­sutta)に例が示されている。この中で、釈迦は息子の羅睺羅(ラーフラ)に以下のように説いている。

Mettaṃ, rāhula, bhāvanaṃ bhāvehi. Mettañhi te, rāhula, bhāvanaṃ bhāvayato yo byāpādo so pahīyissati.Karuṇaṃ, rāhula, bhāvanaṃ bhāvehi. Karuṇañhi te, rāhula, bhāvanaṃ bhāvayato yā vihesā sā pahīyissati.Muditaṃ, rāhula, bhāvanaṃ bhāvehi. Muditañhi te, rāhula, bhāvanaṃ bhāvayato yā arati sā pahīyissati. Upekkhaṃ, rāhula, bhāvanaṃ bhāvehi.Upekkhañhi te, rāhula, bhāvanaṃ bhāvayato yo paṭigho so pahīyissati.[20]

ラーフラ、慈の瞑想を深めなさい。というのも、慈の瞑想を深めれば、ラーフラ、どんな瞋恚も消えてしまうからです。
ラーフラ、悲の瞑想を深めなさい。というのも、悲の瞑想を深めれば、ラーフラ、どんな残虐性も消えてしまうからです。
ラーフラ、喜の瞑想を深めなさい。というのも、喜の瞑想を深めれば、ラーフラ、どんな不満も消えてしまうからです。
ラーフラ、捨の瞑想を深めなさい。というのも、捨の瞑想を深めれば、ラーフラ、どんな怒りも消えてしまうからです。

スリランカでご奉公されているディリーパ良潤師に伺うと、スリランカではこのエピソードを学校で習うのだそうです。さすが仏教国、スリランカ。しかもブッダの肉声ともいえるような経典から学ばれているのですから日本の私たちよりも仏教の素養が備わっています。

日蓮聖人は、「深く信心を発して、日夜朝暮に又懈らず磨くべし。何様にしてか磨くべき。只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを、是をみがくとは云なり。」(一生成仏抄)と残しておられます。

どんなおそろしい心が起こっても、不安や不信に襲われても、日々生活の中で慈悲の祈りを御題目の声に代えていきたいものです。

今日はこれからお祖師様(日蓮聖人)の御命日の御修行。しっかりとお参詣させていただきます。








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